晴れより曇り、時々快晴。

これは恋文です。(@arsgys_d)

橙色のヒカリを纏う彼

私の中の橙色は有岡大貴だ。よく通るその大きな声で笑い、良いことを言おうとして考え込み、空回りしちゃうところは愛嬌で包まれる。

くしゃっと笑顔が似合う、可愛くて、愛おしい、私が大好きなアイドル。

 

「えっっっ!かわいい!!」

有岡くんの第一印象、わたしが彼に恋した瞬間。

だるまさんがころんだで、三角座りをしているのに後ろに倒れるというベタなことをする彼に当時の私は心を動かされた。その日から今まで、私は有岡くんのことがずっと好きだ。

 

私が彼を好きになった当時は、周りに有岡大貴という名前を知っている人は居なかった。有岡くん自身、バラエティーという場所を自分のモノにしていくことに必死だったように思う。お昼の番組で、『主婦の味方』『小学生アイドル』という肩書きを武器に今の彼のキャラクターをお茶の間に浸透させようと頑張っていた。そんな姿に、かわいいなあ、そこが有岡くんの良さだよなあ、と魅力をたくさん見つけていった。

 

そうやって少しずつ彼の魅力をピースのように当てはめていき、多面的に有岡大貴を知っていく過程の中で彼は、物凄く優しすぎる人なんだと気づく。

ただ優しいだけじゃない、自分より相手のことを考えた上での優しさ。そして、そんな優しい彼の世界は、優しすぎる素敵なメンバーと大人に囲まれている。

 

かつてグループの架け橋になった彼は、優しすぎるメンバーと共に仲間を送り出した。一番最初に相談を受けた相手であり、普段、言葉を綴ることが苦手だと言う彼が、一番最初に言葉をくれた。

相手を傷つけない、その言葉選びに大好きな有岡くんの全てが詰まっていた。

 

望んでいた形とは違う未来へと歩んでいる。ずっとずっと望んでいた形を目にしたとき、彼は端っこから真ん中へと行かせるために背中を押していた。いつもの屈託ない笑顔で笑っていた。

大きく手を振り、「バイバイ!ありがとう!!」と言った。

変わらず、みんなを繋ぐ架け橋だった。

 

どこまでもアイドルで、どこまでもエンターテイナー。

そんな彼からアイドルとしての覚悟みたいなものを感じ取った。

「アイドルとは偶像という意味」

「Hey!Say!JUMPらしさとは?を考えた時、辻村さんの楽曲がHey!Say!JUMPらしさに繋がるのかなって。」

「30代という節目で、やりたいこと、やっておけることは全てやろうと心に決めていた」

 

 

有岡くんが纏う橙色のヒカリは希望と夢で溢れている。

白状すると、何故、有岡大貴には単独主演のお仕事が舞い込んでこないのかと悩んでいた。ドラマ主演はメンバーと共に、板の上を踏む機会は数えるほど。

そんなこと忘れさせるくらいに、有岡くんは輝いている。

ウケ狙いで宣言したことが言霊となって叶ってしまったこともあった。週の始め、憂鬱な月曜日を2本のドラマで照らしてくれたこともある。雑誌の連載や配信舞台の初回にも抜擢された。大好きだと公言しているものがお仕事に繋がった。

有岡くんは、遠回りしながら思いもよらない予想以上の大きなことを成し遂げる。

 

そんな彼は今年、今までの斜め上を行く輝きを放っている。

念願の初単独を2つ飾ろうとしている。そのうちの1つは、有岡くんが考案した企画・プロデュースという形で板の上に立つ。

正直、こんな未来がくるなんて思ってもなかった。

 

「胸を張って『Hey!Say!JUMP』のファンですって言って欲しい」

 

確固たる信念を持つ彼のことをこれからも大好きでいるんだろう。

優しすぎる彼が優しい世界で、純粋な瞳を濁すことなくアイドルとして生きていくことができますように。

 

 

29歳の有岡大貴くんが大好きでした。

30歳の有岡大貴くんも大好きです。