晴れより曇り、時々快晴。

これは恋文です。(@arsgys_d)

憧れの一番星

今年も宛先の無い恋文を綴る日がやって来た。満開になった桜が風に舞う。いつか散ることを分かっていながらその一瞬に儚さを感じる、そんな季節に私はとりとめもない恋文を綴り始める。

 

好きという気持ちは不思議だ。

すきの2文字に、愛おしい、かわいい、ずるい、きれい、かっこいい、2文字では到底表しきれない気持ちが含まれているから。どんなに言葉を並べてみても、輪郭は歪で、描いた線は繋がらない。

有岡くんのことが大好き。

あなたに惹かれたときから今日まで胸の真ん中に置いていた変わらない言葉。そこに結びつく想いは十の位が変わっても質量だけが増すばかりで、すべてを伝えきる術が無い。悔しいなあ。何度だって、アイドルの有岡大貴くんに魅せられて、そのたびに好きが大きくなって。ずるいなあ、なんて気持ちさえ、不思議と居心地を感じてしまうんだから、有岡大貴というアイドルの魅力は計り知れない。

 

32歳の有岡くんを振り返って。あなたを取り巻く環境が変わる中、どんな気持ちを抱いて光の中にいたのだろう。その笑顔の奥で、勇気をくれるその言葉の裏で、わたしたちには見せない、想像することしかできないこと。

見せること、見せないことを使い分けるプロのアイドル。そのプロ意識の高さからくるあなたの言動に気づかないことも多い。

だからこそ、雑誌のインタビューでもあった、視聴者の層が違うからと、冠番組とお昼のバラエティー番組では一人称を変えているという言葉。あなたのブランディング力に脱帽して、また好きが大きくなった。

すっかり中堅の位置になったHey!Say!JUMPというグループの中で、より新しいことを模索して実行するその発言力や行動力。人数が多い分、意見をまとめることの難しさだって、きっと何倍も大きいはず。実際、反対された意見もあった、と後に聞くこともある。相手を驚かすような誰もやった事の無い奇想天外な発想、生粋のエンターテイナーな面に触れるたび、有岡くんの思考や見ている世界、頭の中を覗いた気になって、また好きが募る。

 

求められているものに応えたいと貪欲なところ、好きなものに対する愛の大きさ、莫大な熱量を注ぐところ、くしゃっと笑ったときにできる目尻のしわ、心地よいそのよく通る声、光に透かしたような特徴的な歌声、細部まで拾いまるで音を操っているかのような音ハメ、周りに愛される愛嬌ある人柄、後輩に慕われているところ、自分からは開示しない後輩エピソード、いつだって変わらずに有岡大貴のまま居てくれるところ、好きなところを挙げたらキリが無い。有岡大貴が大好きなんだ。

あなたに出会って夢を追いかけるようになった。追いかけた夢を叶えた今も、変わらず胸を張って有岡大貴が大好きという気持ちを胸の真ん中に持ち続けている。いつか、あなたのような大人になりたい、と思い続けて、今日を迎えた。大きなことは成し遂げていないけれど、いつか、あなたにまた会えたときに胸を張って夢を叶えたよ、って言えるように。有岡くんのような大人になることを夢見て、何も持っていなかった暗闇の中に居た私が、そんな小さな憧れを持って進んできた今日までを糧に、未来を描いていく。

この年齢に追いつくことも無い、あなたの感じていることをぜんぶ知ることだってできない。この好きの気持ちさえ、言葉にすることだってできていないくらいに、背伸びしたって届かない身長も、季節が何度同じ順番で巡っても、桜は同じように咲いて散る。あなたの足跡を辿りながら、好きを募らせる。でも、それでいい。有岡くんの強さ、頑固さ、負けず嫌いなところ、柔らかい雰囲気を持ちながらも自分の軸があるところ、毎年違う種類の好きを増やしては、憧れに変えてあなたの背中を追っていく。真夜中に瞬く一番星、太陽が顔を出すときも変わらず輝き続ける星のように。何億光年離れた場所で、有岡大貴というアイドルへの好きな気持ちを胸の真ん中に置いて今日を歩き出す。

有岡くんに会えるときには、夢を叶えたよって、大きくはない、けれど小さくもない、そんな日常の中で、有岡大貴という一番星の光を追いかけながら、また今日からひとつ歳が離れてしまったんだと悲しい気持ちと、大好きというおおきくて歪な纏まらない気持ちを胸に、有岡くんが描く夢の続きを一緒に見続けていたい。

 

2024年4月15日、平成3年生まれで33歳!3がたくさん並ぶ、そんな今年、ビンゴな歳、ゾロ目な歳にあなたとどんな景色を見れるだろう。

大好きです。有岡くんのことが、とっても大好き。

33歳の有岡大貴くんが、どうか、笑顔で幸せだと思う、そんな素敵な一年を過ごせますように。大好きなグループで1秒でも多く、楽しく笑って過ごせる時間が続きますように。世界でいちばん大好きな日。

有岡大貴くんお誕生日おめでとう。