晴れより曇り、時々快晴。

これは恋文です。(@arsgys_d)

赤と夜のお話

それはシャッフルモードで流れてきた。

意図的ではなく、ほんと偶然的に。

 

こんなにも不器用だったっけ…

あれもこれもやって、1ヶ月後にはこれがあって…

数字と時間に追われる日々。

 

大声で笑って、大丈夫でしょって

安心しきったように、笑い飛ばして。

そんなのは、ただの強がりだ。

 

やる気だけが空回りして、また意気込んで、理想とは程遠い現実の自分に落ち込んで。

人と比べては、また落ち込んで。

その繰り返し。

 

だからさ、あの時と同じように耳に入ってきたそれは、自分にとっての1つの希望でもあって。

ボロボロに砕けた心を、自然に癒してくれるようなそんな存在でもあって。

 

だから、そんな彼の言葉一つ一つが、

胸に刺さって。

 

不思議だ。

言葉一つで、虜にしちゃうんだから。

 

 

「また曲を作ってるから楽しみにしててな」

そう言った夏から、アルバムの収録曲に決定したバレーボール会場でのハイタッチ、そして3月。

 

『別れ』をテーマに、書き上げた曲。

 

本当に素敵な人だ。

 

 

2年前、1年前と支えて貰った。

そして今回も。

 

少し私の話をすると、別れというか、ちょっとした別れを経験しちゃいまして。そういう時って、直前は強がりとか多少なりとも含まれてるからどうってことないんだけど。時間が経つにつれて、泣きたくなるくらい楽しい思い出ばかり。

 

どんな曲なんだろうって。

切なくも温かい乗り越しラブストーリー

辛いときに背中を押してくれる間違っちゃいない

2曲を作り出した今の彼が書き下ろす曲。

 

私は丁度数日前に

『楽しみより、本当に不特定多数の私たちにその深いところを見せてくれるんだなという気持ちの方が強い。好きに解釈してねとはいえ、かなりやり切った、今まで作った曲を超えた。それでも全然って言われたら知らん。泣くけど。って言い切る自信作を作り上げた重岡くん、やっぱり身構えてしまうよ……』

 

と言ってたけど、そんなの全て引っ括めて重岡くんのこと抱きしめたくなっちゃってる。

 

なんか、もう胸いっぱいなんだ。

思い出し笑いしてたよ。

少しだけ前を向けたよ。

助けて貰ってばっかだな、本当に。

貰ってばっか、返せてないや。

まだまだ返せないよ。

 

なんだか、ありがとうね。

 

真っ直ぐで、繊細で、等身大で、人間らしさがあって、本質的な優しさを持つ素敵な彼に再度救われたいつかの夜のお話。